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帝都に赴任したる巫女、秘密結社に襲われる!
蒸気機関全盛のこの時代、最もその恩恵に浴した国があった。
都市国家、帝都。
世界で最も蒸気機関が普及したこの国は多大なる発展と発達を遂げていた。
いまその帝都に一人の巫女が降り立った。
蒸気機関の普及せぬ地より帝都へ赴任を果たしたのは南海楓。
初めての帝都では見るもの、聞くもの、経験するもの、なにもかもが新鮮で、
地方から出てきた楓は、その煤煙のすさまじさに目まいを覚える。
そんな楓は向かう路地裏にて遭遇してしまう。
仮面を着けた詰襟姿の一味、犯罪組織〈黄金の幻影の結社〉の構成員たちに。
あらすじの他、本編には掲載していない簡単な世界設定の紹介などもあります。本編を読むにあたってお役立てください。
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『暗翳の火床』(文庫532ページ1700円)