■書籍概要
2017/10/28初版発行
2020/09/16三版第四刷発行
B6判/178ページ
装画・キャラクターデザイン/氷上リホ
わたしが最初に製本した長編小説です。改版(第三版)第四刷。
なんとなく東洋ぽい感じの架空の国を舞台にした、剣はあるけど魔法はない、シビアなファンタジー。
初めてのアワノ作品にはこちらがおすすめかなと思います。
■あらすじ
ニアーダ王家に代々仕える武家の名門・キューアン家に生まれたシシーバ。
国王陛下に命を救われ、キューアン家の使用人となった「青い目」の孤児バライシュ。
ふたりはかつて親友であり、兄弟であり、主従であった。
しかし大人になったバライシュは王家に叛旗を翻し、将軍となったシシーバと戦い相討ちになる。
なぜ彼らは殺し合わねばならなかったのか?
歴史の闇に葬られた真実を解き明かす東洋風ハイファンタジー。
■おことわり
カクヨムでも全文+エピローグ「手紙」をお読みいただけます。
試し読みにもどうぞ。
『隠者は払暁に眠る』とのセット割もございます。
年齢制限がかかるほどではないと思いますが性描写・残酷描写があります。
(一般文芸として許容される程度とお考えください)
割とたくさん死人が出ます。
苦手な方はお気をつけください。
本作には豪雨による災害(土砂崩れ)のシーンが含まれています。